晩秋

人間の証明

今週

7月も半ばになる。

未だ無職だ。

 

今週は月曜日にカメラマンの友達と昼から会うことになって、自宅から徒歩15分ほどのデニーズに行き昼食を食べ1時間ほどだべってその後私の家でしばらく休んだ。

家にいても暇なので渋谷に移動することにしていつもの喫茶店へ。

そこで珈琲を飲みながらくだらない話をしていたがまた暇になってきたので女友達を呼ぶ。

たまたま仕事が休みだった彼女が合流して宇田川カフェへ。

そこでビールやらカクテルを注文して2時間ほどいろんな話をした。

 

特に盛り上がったのは彼女の好きな人の話。

彼女は現在恋人募集中であり好きな人が2人いるらしい。

好きな人2名を仮にAとBとする。

Aは同い年で月に数回デートを重ねる仲らしい。

Bは年下で数ヶ月に一度会うくらいだという。

Bには好意があることは伝えておらず友達としてたまに遊ぶ関係。

しかしAには好意を伝えているが向こうがはっきりとした答えをくれずそのままズルズルと微妙な関係が続いているようだ。

彼女は付き合える可能性があるAとうまくいけるようにしたいがAの気持ちがわからないということで悩んでいた。

ここで私からすればそれはただ遊んでセックスをしたいだけの関係なんじゃないかと思い彼女に訪ねたがセックスはしていないらしい。

Bともそうだと言う。

珍しく清い男女たちだ。

あれこれと3人で恋の行方を議論したが私とカメラマンとしては

「会ってもセックスもしないしハッキリした答えも出さないAの思考は理解できない」

という結論に至り彼女にとって何も収穫の無い議論で終わった。

彼女は今度またAと会う約束があるのでそこで気持ちを伝えてダメなようならば諦める、と言っていたので良い結果であることを願う。

 

終電近くになって解散。

久しぶりに楽しい1日だった。

 

友達と会って話すのは精神衛生上とてもいい。

普段は憂鬱で無気力な毎日なのにその日から今日までなんだかいつもより前向きな気分だった。

そのおかげか今日は気になる求人広告をネットで調べたりなんかした。

今までは求人広告を見るだけでも拒否反応のように気分が悪くなり頭が痛くなっていた。

非常に情けない。

現実を直視することを拒んでいたのだ。

現状を変えたい思いは常にある。

この体調が続けば近いうちに本格的な就職活動ができそうな気がする。

行動を必要なときに考えすぎて身動きが取れなくなるのはいつもの悪い癖だ。

あまり考えず、行動あるのみ。

 

毎日死にたい気分ではあるが、

とにかく私の人生を台無しにした鬱を殺してやりたい。

やるかやられるかだ・・・